「ペットの葬儀社の選び方がわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

家族同然に暮らしてきたペットが亡くなったとき、飼い主様は例えようのない喪失感に見舞われることでしょう。ペットが亡くなって辛い期間に一から葬儀社を探すのは大変です。ペットの葬儀は、かけがえのない存在を見送るための大切な時間です。

本記事では、ペット葬儀社の選び方や注意点を解説します。ペットを飼育中の方の参考になれば幸いです。

失敗しないペット葬儀会社の選び方7選

失敗しないペット葬儀会社の選び方3選

失敗しないペット葬儀会社の選び方7選を解説します。以下を押さえておくことで、後悔しないペットの葬儀が可能です。

葬儀・火葬のプランから選ぶ

ペットの火葬プランは大きく分けて以下の3種類です。プランにより、費用やサービス内容が異なります。亡くなったペットをどのように弔いたいか、ご家族で話し合ってから選択しましょう。

合同火葬

合同火葬とは、複数のペットのご遺体を同時に火葬する方法です。お骨上げは行われないため、ご遺骨は返却されません。合同火葬されたご遺骨は、合祀墓などに納骨されます。そのため、合同火葬は個別火葬に比べて費用を抑えられます。

一任個別火葬

一任個別火葬とは、ご遺体を1体ずつ火葬する方法です。個別火葬を執り行い、収骨もスタッフが行います。ご遺骨は後日ご自宅に郵送されるため、ご遺体を家庭で供養したい飼い主様に選ばれています。

立会い火葬

立会い火葬とは、ご遺体のお渡しからご収骨まで全て飼い主様が立会える火葬方法です。最後までペットのそばに寄り添いたい飼い主様に選択されています。

出張火葬

出張火葬サービスとは、ペットのご遺体を自宅や指定の場所で火葬できるサービスです。ペットの体格や場所に合わせて、火葬車を用意してくれる業者もあります。通常の火葬炉では、収まらない大型犬でも安心です。

また、指定場所まで来てくれるため、思い出の場所でのお別れも可能です。火葬車を使用するため移動の手間が省けます。小さなお子様や高齢者がいるご家庭でも、ご負担なくペットを見送れるでしょう。

葬儀会社の料金で選ぶ

葬儀会社により、火葬の料金は異なります。複数の会社で相見積もりを取得して検討すると良いでしょう。また予め相場を知っておくことで、ぼったくりなどの金銭トラブルを防げます。

以下は、COCOペットの料金表になるため、参考にしてください。

 合同火葬一任個別火葬立会い個別火葬
2kg以下6,600~14,300円16,500~20,900円18,700~23,100円
2〜5kg17,600円24,200円27,500円
5〜10kg22,000円29,700円31,900円
10〜25kg32,200~40,700円35,200~47,300円37,400~49,500円
25kg以上55,000~62,700円55,000~69,300円57,200~71,500円

一般的には合同火葬が最も安く、立会い火葬が最も高額です。ご自身の希望や予算に合ったプランを選ぶことが大切です。

葬儀プランや料金体系が明確であるか

葬儀会社を選ぶ際は、ホームページを見て葬儀プランや料金体系が明確なものかを確認しましょう。例えば、火葬方法別にプランを掲示し、さらにペットの体重や体長ごとの料金を掲載している会社は安心です。支払いやプラン内容についてのトラブルを未然に防げます。

また、ホームページに会社概要(住所や連絡先、代表者の氏名など)が掲載されているかも、併せて確認してください。信頼できる葬儀会社のホームページには、会社の情報が適切に掲載されています。

問い合わせ時のスタッフ対応はどうか

葬儀会社選びにおいては、スタッフの対応も重要です。事前に現地を見学できないのであれば、電話で問い合わせを行い、スタッフの対応を確認してみましょう。

見極める基準は以下の通りです。

  • 料金について明確な説明があるか
  • 質問に対してきちんと回答してくれるか
  • 飼い主様の希望するプランがない場合に代替案を提供してくれるか
  • 飼い主様の気持ちに寄り添った親身な対応をしてくれるか

特に葬儀当日は精神的にも辛い状況です。飼い主様の心情を理解しているスタッフがいる場所を選びましょう。一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会が提供している資格「動物葬祭ディレクター」が在籍している会社を選ぶと安心です。

問い合わせの時点で、飼い主様がスタッフに対して不信感を抱く場合は、別の葬儀会社を探しましょう。

日頃から情報収集をしておく

飼い主様の心情として、ペットが元気なうちは死亡時を想定した準備をする気にはなれないものです。しかし、お別れの時は必ず訪れます。自宅付近にあるペット葬儀会社の存在は気にかけておくことをおすすめします。

例えば、通勤など日常の行動範囲内にペットの葬儀会社がある場合、通りすがりに確認しておきましょう。人の出入りや雰囲気など、外観から得られる情報は少なくありません。

お客様からの口コミで決める

他のお客様からの口コミは重要な判断材料です。第3者からの客観的な意見を得られます。すでに大きなトラブル事例があった場合、高確率で口コミに掲載されているでしょう。 優良なペット火葬業者は、ホームページに口コミ欄やお客様の声を掲載しています。

会社のホームページ上にない場合は、Google Mapの口コミを読むと大まかな評判を把握可能です。

ペットの種類で選ぶ

ペットの種類により、火葬業者を選ぶとトラブルが少なく済みます。ペットの大きさにより、最適な火葬炉の大きさが異なるからです。

例えば、インコやハムスターなどの小動物の場合、火葬には小型の火葬炉が適しています。小動物のお骨は、火力が強い火葬炉を使用すると風圧で飛ばされるかもしれません。反対に15 kg以上の大型犬の場合は、そもそも火葬炉にご遺体が入らない場合があります。

事前に飼い主様のペットについて火葬を承っているのかの確認が必要です。これまでの火葬実績も、葬儀会社を選ぶ良い判断材料になります。

ペット葬儀会社の種類ごとの違い

ペットの葬儀会社により葬儀の特徴が異なります。

予め特徴を把握した上で、ご自身の希望と照らし合わせて葬儀会社を選びましょう。

ペット火葬業者

ペット火葬業者に依頼すると、移動火葬車にて火葬が行われ、家の前や好きな場所で火葬可能です。

メリットとしては、ご自宅からのご移動が不要な点が挙げられます。大型犬などご遺体の移動が困難なペットでも、移動の必要がないためおすすめです。

ペット火葬業者に依頼した場合、ご遺骨の供養は別で行う必要があります。火葬業者の紹介するペット霊園のご利用や、他の供養方法を選択すると良いでしょう。

ペット霊園

ペット霊園では、併設されている火葬炉にて火葬を承っています。大型のペットから小型のペットまで全て対応していることがほとんどです。

ペットの葬儀から火葬、納骨まで全て一括で引き受けられるのが大きなメリットです。面倒な手続きや見積もりも1回で済みます。全てをお任せしたい方にはおすすめの業者です。

デメリットとしては、葬儀の際はご自身でご遺体を運ぶ必要があります。お墓参りなどの時も霊園に向かう必要があるため、移動手段がない方には不便になることもあります。アクセスを調べた上で選択しましょう。

自治体

自治体によりペット火葬を承っています。とにかく費用を抑えたい方にはおすすめの方法です。自治体によっては無料で行える場所もあります。

しかし自治体での火葬は「供養」とは呼べません。ペットのご遺体を「一般廃棄物」として扱うためです。また、火葬の方法は合同火葬やゴミと一緒に焼却される場合がほとんどであるため、ご遺骨は返却されません。

火葬内容を十分に把握し、納得した上で選択するようにしましょう。.

ペット葬儀でよくあるトラブル

ペット葬儀でよくあるトラブル

ペットの葬儀でありがちなトラブル事例を紹介し、巻き込まれないために注意するポイントを解説します。

高額な費用を請求された

ペット葬儀業者に高額な費用を請求されるトラブルが発生しています。

例えば、火葬の途中で事前の説明とは異なる金額を請求され「払わないなら遺骨を返さない」と脅されるケース、高額な仏具やオリジナルグッズの押し売りをされるケースなどです。

このような料金トラブルを避けるためにも、以下の点に注意しましょう。

  • ホームページで葬儀プランや料金をきちんと確認する
  • 口頭のみのやりとりではなく、見積もりなどの書面を出してもらう
  • 相談の時点で、明確に予算を伝える

ご遺骨が返ってこない

料金トラブルに次いでよくあるのが、ご返骨に関するトラブルです。

葬儀社のなかには、悪徳な業者もあります。個別火葬と言いながら合同火葬を行い、違うペットの遺骨と混ぜて飼い主様に渡す事例があるほどです。

ただし、返骨に関するトラブルが起こるのは、悪徳業者だけが原因ではありません。飼い主様と葬儀会社の間で、認識がずれていたために起こることもあります。火葬後の返骨を希望する飼い主様は、葬儀社に確実に伝えることが重要です。

葬儀プランをしっかりと確認してから依頼し、トラブルを未然に防ぎましょう。

高額なグッズの押し売り

火葬炉に勝手にグッズを入れられ、無理やり購入させようとするトラブルも発生しています。飼い主様が火葬で悲しみを感じており、正常に物事を判断できないことを利用した押し売りです。

火葬炉に無断でグッズを入れ、火葬目前の段階で購入を促すため、断りづらく購入してしまう方が多くいらっしゃいます。見積もりで提示された金額以上は出さないように、強い気持ちで断りましょう。

悪質な業者の場合、すでに口コミに書き込みがある可能性も十分あります。よく確認して火葬業者を選ぶと、トラブルが起こりづらいです。

ペットが亡くなってから葬儀までの流れ

ペットが亡くなってから葬儀までの流れ

ペットが亡くなってから葬儀を行うまで時間が空く場合があります。長期間の安置は、ご遺体が腐りやすいです。ご遺体の安置を適切に行い、すみやかに葬儀の手配を進める必要があります。

以下でペットの葬儀までの流れを確認しましょう。

ご遺体の安置

ご遺体の安置を適切に行うことで、ご遺体を綺麗に維持した状態で葬儀が行えます。ご遺体は、時間の経過とともに腐敗するためです。

  1. ご遺体の手足を折り曲げて、寝ている姿勢にする
  2. 体液を拭き取り、ブラッシングして清潔にする
  3. 保冷剤でご遺体を冷やす
  4. 涼しい部屋に安置する

死後時間が経過すると、ご遺体は死後硬直をして動かせなくなります。また、ご遺体を冷やさないとどんどん腐敗が進行します。なるべく早く対応することが大切です。

ペットの葬儀社や葬儀プランの決定

ペットが安置できたら葬儀社に連絡をしましょう。ペットの葬儀は、人間のお葬式と同じように1〜3日間、家族と過ごしてから火葬をするのが一般的です。

火葬で本当に最後のお別れとなるため、少しでも長く一緒に過ごしたい思いもあるかもしれません。しかし、ペットの身体がきれいなうちに火葬プランを決めましょう。

また近年ではペットの終活として、生前から葬儀内容を検討する方も増えてきています。「縁起でもない…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、大切な家族の一員だからこそ後悔のないように備えておくことは大切です。

ペット葬儀を行う

ペットの祭壇を設置し、お線香や花を供えてお別れをします。お別れの時間は10~30分程度です。お別れの後に火葬炉の前で火入れを行います。火葬時間はペットの体重にもよりますが、30分から1時間半程度です。

ご遺体の供養方法

ペットが亡くなったらまずはご遺体の安置を

ペットのご遺骨も供養することで、より丁寧にペットを弔えます。

最近では供養の方法も多様化しているため、お好きな方法を選択して供養すると良いでしょう。

自宅供養する

ご自宅に仏壇を設置して、ご自宅で供養することもできます。ご遺骨を骨壺に納めて、好きな時に手を合わせられる手法です。

常にペットを身近に感じられる手法ですが、中にはペットロスが長引く原因になることもあります。心配な方は四十九日を目安に自宅で供養することをやめて、他の供養方法に切り替えると良いでしょう。

ペット霊園に納骨

ペット霊園は、ペット専用の墓地になります。個別でお墓を立てるか、納骨堂に納めることが可能です。

お墓を立てる場合は、飼い主様のご希望に合わせたデザインを選ぶことになります。ペット専用に区画や墓石を用意するため、費用が多くなりがちです。

また納骨堂の場合、屋内の棚やロッカーにご遺骨が納骨される形が一般的です。納骨できる年数が決まっていることもあるため、何年納骨しておけるか予め確認しておきましょう。

定期的にお参りしたい場合は、ご自宅から通える距離かどうかも事前に調べてください。

自然散骨する

ペットのご遺骨を自然に還す、「自然散骨」が近年人気を集めています。

霊園の敷地内に散骨する場合や、木の根元に散骨する場合、海洋に撒く場合もあります。業者ごとにプランを複数用意しているため、ペットの好みや思い出の場所などを考慮して選択すると良いでしょう。

個人的に自然に散骨することは法律違反です。必ず業者を通じて、許可された場所に散骨するようにしてください。

アクセサリーにして身につける

ペットのご遺骨をアクセサリーにして、毎日装着することもできます。

キーホルダーやペンダントに粉骨入りのカプセルをつけることで、いつでもペットと一緒にいれるのが魅力です。メモリアルグッズはCOCOペットのオンラインショップで販売しています。ぜひ1度ご覧ください。

まとめ

今回は、ペット葬儀社の選び方について解説いたしました。ペットの葬儀社を選ぶ際には、特に料金の明確さや火葬方法に注意を払う必要があります。

葬儀社を決める際は、事前に現地を見学するのが理想です。無理な場合はインターネットで情報収集し、電話で問い合わせてスタッフの対応を見極めるとよいでしょう。口コミや知人からの情報も重要なヒントになります。慎重に選びましょう。

また思うような葬儀ができなかった場合でも、ご自身を責める必要はありません。自宅供養や納骨など、ペットを丁寧に供養する方法はたくさんあります。飼い主様が悔いの残らないような方法でペットに感謝の気持ちを伝えましょう。

ペット火葬業者を正しく選ぶには、生前のうちから情報収集をすることが大切です。COCOペットではペットの火葬のご予約や葬儀のご相談を承っております。24時間365日ご相談を承っておりますので、お悩み中の方はどうぞご気軽にご連絡ください。