クールでそっけないイメージのある猫ですが、飼い主にくっついて離れなくなることがあります。べったりくっついてくれるのはうれしいですが、なぜくっついてくるのか気になることもあるでしょう。

また、あまりにくっついて離れないと、どこか具合が悪いのではないかと心配になってしまうかもしれません。

猫がくっついてくる理由はさまざまです。かわいらしい理由もありますが、あまりにくっついて離れない場合は「分離不安症」を疑うことが必要です。

本記事では、くっついてくる猫の気持ちや、くっついてきたときに何をしてあげればいいかを解説します。

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くっついてくる猫はどのような気持ち?

飼い主にくっついてくる猫の気持ちは、くっつき方やくっつくタイミングなどによって異なります。ここでは、くっついてくる猫の気持ちを4つ紹介します。

飼い主のことが大好き

くっついてくる猫は、その相手のことが大好きで、そばにいて安心できると思っています。飼い主が行くところにはどこへでもついていき、お風呂やトイレのときは扉の前で待っていることもあります。

猫は本来、血縁以外とは一定の距離を保つ生き物です。そんな猫が飼い主にくっつくのは、飼い主のことを信頼して、心を許している証拠といえるでしょう。無防備になりやすい寝るときにくっついてくるならば、なおさらです。

自分のものだと主張している

猫は縄張り意識が強いので、自分のものを独占しようとします。そのため、身体をくっつけて自分の匂いを付けているときがあります。

猫のひたいやあご、口元などは匂いが付きやすいため、それらの箇所をすりつけてくるようであれば、飼い主は自分のものだと主張しているのかもしれません。

構ってほしい

猫は寂しいとき、飼い主に遊んでほしいとアピールするためにくっついてくることがあります。

飼い主の足元にまとわりついてきたり、本やキーボードに乗ったりして作業を邪魔してくる場合、構ってほしくてアピールをしている可能性があります。

お腹がすいた

お腹がすいた猫は、ご飯やおやつをもらえないかという期待から、飼い主にくっついてきます。ご飯の時間が近づくとくっついてくる場合や、ご飯をあげる担当の人にばかりくっついている場合は、ご飯が欲しいと訴えていることがあります。

くっついて離れない猫は「分離不安症」の可能性も

くっついて離れない猫は「分離不安症」の可能性も

猫がくっついてくるのはかわいいですが、あまりにずっとくっついてきてなかなか離れない場合は、「分離不安症」になっているおそれがあります。

分離不安症とは、飼い主と離れることに対する強い不安やストレスが原因で、身体の不調や問題行動が起こっている状態のことです。分離不安症になった猫には、食欲不振や嘔吐、過呼吸などの身体症状があらわれます。また、パニックのように大声で鳴き続ける、粗相をする、破壊行動といった、行動面での異変もみられます。

分離不安症かもしれないと感じたら、猫を1匹にしたときにどのような反応をするのか、隠れて様子を確認してください。また、外出から戻ったときの部屋の様子を注意深く観察することも必要です。

猫がくっついてきたら何をしてあげればいい?

猫がくっついてきたら何をしてあげればいい?

では、猫がくっついてくるときは、何をしてあげれば猫のためになるのでしょうか。

愛情を表現してあげる

猫がくっついてきたら、まずはたくさん撫でてスキンシップを取り、愛情表現をしてあげましょう。それでも頭をこすりつけるなどのアピールが続いていたら、猫の様子を観察します。「遊びたい」「おやつが欲しい」などの要求が読み取れたら、応えてあげてください。

ただし、猫が欲しがっているからといって、際限なくおやつを与えるのは健康によくありません。おやつの量は、猫が一日に必要とするエネルギー総量の20%以内にとどめるようにしてください。

関連記事:【獣医師が解説】猫の健康によい食品とは?必要な栄養や食事のポイント

飼い主と離れることに慣れさせる

十分なスキンシップを取って猫を安心させてあげたら、少しずつ飼い主と離れている状態に慣れさせましょう。

まずは猫にとって落ち着ける、安全で居心地のよい環境を整えます。また、出かけるときには1匹で遊べるおもちゃなどを用意して、猫が気を取られているうちにその場から離れるのもおすすめです。

猫がトイレやお風呂の前までついてくる際に声をかけてしまうと、構ってもらえるのではと期待してさらについてくるようになりがちです。つい声をかけてしまいそうになりますが、なるべく控えましょう。

飼い主がいなくても1匹で穏やかに過ごせているようであれば、ぜひ撫でて褒めてあげてください。

獣医に相談する

上記のことを試しても効果がない場合や、食欲不振や嘔吐といった分離不安症のような症状が出ている場合は、すみやかに動物病院へ相談してください。症状に応じて効果的な治療を受けられる可能性があります。

まとめ

飼い主にくっついてくる猫の気持ちや、猫のために飼い主ができることを紹介しました。

猫はくっつくことで「飼い主が大好き」「構ってほしい」「お腹がすいた」など、さまざまな気持ちを表現します。猫がなぜくっついてくるのかを見極め、適切な対応を取ってあげましょう。

また、もし分離不安症の可能性があれば、早めに獣医に相談するようにしてください。

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